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2007.01.14

忍耐力と知恵の勝利 クチトンネル(1)

P10205781 この国を大きく変えたベトナム戦争ですが、南ベトナム民族解放戦線(ベトコン)の人々がどんなに忍耐強くゲリラ活動を展開したか、原始的ながらも人間に与えられた動物的生存本能と知恵を最大限に活用していかにアメリカ軍を打ち負かしたか、その遺物を見てきました。

↑トンネルや防空壕が掘られた場所。

P10207101_1 クチトンネルはホーチミン市から北西70キロ、車で一時間ちょっとの距離にあります。田園地帯やゴムのプランテーションを抜けると木々の生い茂るクチに着きますが、今ではすっかり観光の名所になっています。

P10205691_1  まず資料室に入り、クチトンネルの説明を聞き、ビデオで当時の戦いの様子を観ます。英語、中国語、フランス語の説明はありますが、残念ながら日本語の部屋はなく私たちは英語の部屋へ。う~ん、ベトナム人の英語は解りにくい! ネイティブも首を傾げてあれこれ質問していたので、多分ネイティブにも聞き取りにくいのかも(ということにしておきます)。P10205711 トンネルは複雑に網の目状に結ばれていますが、その工程はいたって原始的。スキとザルを腰に下げて掘られました。彼らの驚くべき忍耐力と体力には言葉もでません! しかもこんな銃を手にしてクチの十代の乙女も実際にアメリカ兵と戦いました。献身的に尽くすベトナム女性の力は計り知れません。↓これは何だと思いますか?

P10205882

↓そうです。秘密の防空壕なのです!

P10205801

↓いたる所に掘られています。次は男性がトライ。

P10205981

↓蓋をすれば人が上を通っても気づかれません。

P10205861

↓入るより出るのが大変で腕の力が要ります。

P10206011

先ほど入った女性はこの腕の力がなくて自力脱出ならず。他の人に引っ張りあげてもらいました。でもクチの女性は腕の力もあったのでしょうね。独りで男性並みのことができないといけなかったのですから。こういう防空壕を作ること自体、アメリカ人には思いもよらないことだったでしょう。

次回はトンネルや落とし穴などをご紹介します。クチトンネル(2)もどうぞ。

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