« 自生の水仙 | トップページ | 東公園 春を告げる梅(1) »

2007.02.03

アオザイ美人

P10503741_1ベトナム女性が最高に引き立つのは、アオザイ姿でしなやかに動く時。ぴたりとフィットしたチャイナ風の上着に、すそ広がりのパンタンロン。腰の位置から大きく切れこんだスリットから、時折ウエストの地肌がチラリチラリとのぞきます。

Pict03641_2 ベトナムではこのチラリチラリはけっして下品ではありません。むしろ美しいとさえ言われているのです。ウエストの地肌が見えるなんて絶対嫌がる我が家の夫でさえ、着ると地肌が見えるの~と言っても、いいじゃないかとあっさり私のアオザイ姿にOKを出してくれました。シースルーの素材から下着が見えるのもベトナムでは下品ではありません(これは我が夫は嫌がるでしょうけど)。

Pict08191_2 以前、ベトナム航空の客室乗務員が着ていたアオザイがシースルーで大変人気があったとか。今では透けない普通のアオザイになりました。旅する楽しみが半減した男性も多いことでしょう。

余談ですが、世界を飛び回る日本人ビジネスマンに一番人気の航空会社は(私の知るところ)シンガポールエアライン。機内食がおいしくて乗務員のユニフォームがステキだから。つまりバテックの長いスカートの前面に大きなスリットが入っているのです。

P10306861足が見えるか見えないかで男性の楽しみが随分違うようです。シンガポール航空に乗ると男性はたいてい通路側に座りたがるようです。ある飛行場で西洋人の話が聞こえてきたのですが、彼らも「シンガポールエアーが一番いい」と言っていました。

Pict03771_1 閑話休題。このアオザイ、上半身んがぴたりとフィットしているだけあって採寸もかなり洋服の採寸とは違います。私のサイズを測ったのは何と男性でした! ジーンズをはいていってよかった~。太ももまで採寸されたんですもの。スカートだったら……ちょっと恥ずかしかったかも。アームホールも二の腕も手首も首周りまで採寸しましたよ~。そして肩からバストのトップまで、何と両方のバストの間まで! もう身体にフィットしないわけがありません。

Pict08232_1 でも、見る分にはいいですが、着るのが大変でした。上着は首からスリットまで4~5センチ間隔でスナップと鉤ホックで留めていくのですが、私の右腕は左腕より太いため(テニスのせい)、左腕を採寸したので、う~ん、右腕が窮屈で動かしにくい! 試着は女性の店員さんが手伝ってくれたのでよかったのですが、家に帰って自分で着るときは、ふう~、大変でした。ベトナム女性にそれを話すと、アオザイを着る時はいつも旦那さんが必要よ!ですって。太いウエストも大きなヒップもぜ~んぶ隠してくれるからアオザイって私向きなんて思ってたら、とんでもない! アオザイ美人になるのは大変なんです。パンタロンのウエストはゴム?なんて思ってたらとんでもない。それはよほどの簡易仕立てですぅ。

Pict03971_2 というわけで、ベトナム女性もアオザイはセレモニーなど特別な時にしか着ないようです。現在、高校生の制服もアオザイが増えたそうですが、これはかなり動きやすいようにルーズな仕立てだとか。中心街でみかけるアオザイの女性はたいていお店の店員さんで外国人の客寄せに着るユニフォームが多いようです。

P10409131 本で読んだところによると、アオザイの似合う女性に仕立てるのが母親の役目だとか。とにかく細いウエストに縦に短くきゅっと上ったヒップ、それがアオザイ美人にとって重要なのです。確かにベトナムの女性は細くてヒップが短いですね。理想のベトナム女性とは、身長157センチ、バストとウエストの差が22センチ。ベトナムでは、男性が女性を見るとき、まずスタイル、肌、そして顔だそうです。う~ん、日本は逆かもしれませんね。まぁ、どっちにしても私はアオザイ美人にはなれませんけどね。

↑日本人観光客

« 自生の水仙 | トップページ | 東公園 春を告げる梅(1) »

ベトナム見聞録」カテゴリの記事

写真」カテゴリの記事

コメント

ほおーーーっ、アオザイってそんなに着るのが大変なのですね。
チャイナドレスも大変そうですけど、アオザイはもうちょっと動きやすそうと思っていました。
そうか。。。腕の太さも大変なのですネ。
私は生涯着れそうにありません、だって理想体型とまるで反対、太いウエスト・横に広いヒップ。
旦那が日本人でほんと良かった~
最後の女性二人はあんまり着方が綺麗じゃないな、と思ったらやっぱり観光客ですか。
わかるものですね~

女性の美しさは、国によって随分その基準が違うようですねー。
アオザイ美人を彼女にしてみたい!! なんて・・ハ、ハハハ・・・
ベトナム女性の男性観はどうなんでしょう?

♪きょんちさん
脇の下を留めるときに右腕をうんと曲げないといけないんですよ。その時大変なんです。でもちゃんと採寸していればそんなに苦労はしなくていいかも。知っていれば右腕を採寸してもらったんだけど。ミセスは体型と肌に関してはミスに勝ち目はないですね。

♪イソップさん
昔のアラブは太った女性が美人の代名詞でした。旦那さんが甲斐性があり大事にしてる証拠だから。中年になっても美人でいられますね。
男性あっての女性ですから男性のお好みの女性でいたいのですが、自然の摂理は無情です。
ベトナムは蝶も飛んでますし、アオザイ美人もいますよ~。ぜひぜひおいでください!

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 自生の水仙 | トップページ | 東公園 春を告げる梅(1) »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

Lapislazuli内の検索

**


  • copyright(c) LAPISLAZULI  2004 All rights reserved

aa