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2007.05.28

歴史を見つめたバルコニー 「サイゴン・サイゴン・バー」

P11006951_3 ベトナム戦争中に多くの報道記者が滞在したカラベルホテル。現在でもドンコイ通りとレロイ通りが交錯するところに建っている。

その最上階にある「Saigon Saigon Bar(サイゴン・サイゴン・バー)」は今でも外国人に最も人気のあるスポットだ。

R10604511_4 「ミス・サイゴン」などユニークなカクテルもあり、ビールを飲み交わす外国人で連日連夜あふれかえる。

三方を見渡せるバルコニーがあるこのバーは、今でもクーラーはなく天井からぶら下がった大きな扇風機がレトロな感じを漂わせながら生温かい風を送っている。

→サイゴン・サイゴン・バーの店内から眺めた入り口のドア。

P11006721_2 日本の旅行パンフレットには、ホーチミンで最も人気のあるバーとして紹介されている。けれど、このバーの本当の魅力はもっと違ったところにある。

つまり、このバルコニーはベトナム戦争を見続けてきたのだ。

P11006411_2 戦争の真っ只中にあっても、このバーだけは最後まで閉店せずにいた。欧米の報道記者がサイゴン陥落を自らの目で確かめ、自国にニュースを送るための原稿を書いたのは、このバルコニーであった。

脱出のため当時のアメリカ大使館から、最後のヘリコプターが飛び立つのを見届け、事実上共産主義に陥ったサイゴンを、記者たちはいったいどういう気持ちで眺いめてたのだろうか。

ベトナム戦争の歴史を見続けたこのバルコニーからは、今はドンコイ通りののどかな風景しか見えなかった。 P11006731_3

↓右下が市民劇場。ドンコイ通りの奥には聖マリア教会の二つの塔が見える。

R10604412_1

P11006471

カラベルホテルの夜景はこちらをご覧ください。

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コメント

日本の都会みたいにどちらを向いても四角い建物ばかりだとなんとも味気ないものですが、さすがに歴史を感じる建物ばかりですね。見ていても飽きないし、写欲も沸いてくることでしょう。
PC-Nikkorを思いっきり振り回して見たくなりました。

♪イソップさん
こうやって写真で見るとフランスの影響をかなり受けてますね。街並みが日本とはずいぶん違います。
ふふ、またまた面白そうなレンズを……。
建築の写真は好きですが、誰が撮っても大差ないんじゃないかと思ってますけど、違いますかしら?
ほとんど構図だけって感じがしてますけど。

♪イソップさん
こうやって写真で見るとフランスの影響をかなり受けてますね。街並みが日本とはずいぶん違います。
ふふ、またまた面白そうなレンズを……。
建築の写真は好きですが、誰が撮っても大差ないんじゃないかと思ってますが、違いますかしら?
ほとんど構図だけって感じがしてますけど。

昨年11月初めてベトナムはホーチミンを甥と一緒に訪れました。
甥っ子は三度目のベトナムで、一度行ってからというものかなり気に入り盛んに勧めるゆえの旅行でした。
街は人とバイクと車の喧騒に満ちて活気に溢れていました。今振り返って日本も30年~40年前はこんな感じだったなと思い、考え深いところも有りました。

到着した翌日甥っ子が勧めるサイゴン・サイゴン・バーに行きました。
運良くベランダの席につく事が出来ました。
心地よい風と眩いばかりの光り輝く市街地を見下ろし、豊かに成り過ぎてしまった自国や変に豊かゆえ大事な事を忘れてしまってる自分を多少いさめたりもしましたが、今のこの心地よさにそんな事など覆い隠されてしまいました。
また是非行きたいですね。

cloverjin jinさん
ようこそいらっしゃいませ。
今、旅行先からお返事してます。お返事が遅くなってすみません。
ベトナム、面白い国ですよね。
サイゴン、サイゴンバーのベランダの席に座れてよかったですね。ベトナムの生活を見ていると本当に昔の日本を思い出しますね。日本はすっかりかわってしまいましたけど。
また是非ベトナムへお越しください。
お越しくださって本当にありがとうございました。

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