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2008.03.10

もう一つのフエ王宮

フエはベトナム特有の活気を呈しながらも落ち着いた町という印象でした。かつて都が置かれていたこともあり、風格が漂う町の雰囲気はホーチミンではけっして味うことができないものです。庶民も今は穏やかに生活を送っていました。フエ王宮の敷地は520ヘクタールとかなり広大なものですが、その成立にあたり、阮王朝はフランスに援助を仰いだため、その後フランスが影のようにこの国につきまとうことになります。1945年王朝崩壊後はフランスの支配下になるのですが、同時にこの国は南北に引き裂かれ欧米の強国に揺さぶられるという運命をたどります。そして火災や1968年のベトナム戦争の爆撃で王宮は破壊されてしまうのです。現在は少しずつ修復が進められていますが、王宮の壁を一歩出るとこの町が外圧に苦しんだ様子が覗えます。

(1) このように王宮内は少しずつですが、修復が進んでいます。

Pict011811_2

(2) 王宮から一歩出るところ。門がまだ真新しいですね。

Pict00961_2

(3) 外に出てみると……。フランス領時代の建物でしょうね。現在は美術学校として使われていますが、戦争中は米軍が使用していたそうです。

Pict01121

(4)

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(5)

Pict01001

(6) この壁は歴史を見続けていたのでしょうね。塀の中は王宮です。

Pict01201

※独り旅のフランス人女性が、この国の歴史を考えると自国のことが恥ずかしいと言っていましたが、日本もこの国の歴史にちょこちょこ顔を出してあまりいいことをしてませんね。アジアでは本当に肩身が狭いです。

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コメント

4、5、6枚目は絵画のように見えますね~。
素晴らしいフレーミングですね、流石ですよん。

clover純さん
ありがとうございます。やはり被写体自体に訴えるものがあると撮る方も楽でございます。

1、2枚目のカラフルな装飾はベトナム独特のようですね、
緑の木々の下から覗く姿がとても美しいです。
3枚目の建物の静かな佇まいがとてもいいですね。(^^)

camera
今までの写真もそうですが、幾何学的建築構造と古い文化が上手に融合していますね。
修復が終わればさぞかし見事な魅力的な王宮が復活するんでしょう。
色々と困難を乗り越えて来た国だけにこれからは大事にしたいものですね。他の国には真似の出来ない文化がある素晴らしい国だと思います。

clovertusima-kajiさん
どこの国もそうですが、民族が長い間に培ってきた芸術や美意識には目を見張るものがありますね。3枚目の写真を気に入ってくださってありがとうございます。

cloverイソップさん
中国やヒンドゥーなどの影響を受けながら独自の芸術を発展させたのでしょうね。私の好きな幾何学的な建築様式や色彩なので、ガイドにせかされずにゆっくり撮りたかったです。修復は遅々として進まないとも聞きますよ。世界遺産になる前は

cloverイソップさん
勝手に途中で送信されてしまいました。続きです。
世界遺産になる前は人々が勝手に遺跡に住みついて勝手なことをしていたようです。一日も早い復興が終了することを願ってます。
昨日のコメントも途中まででしたので、追加のお返事を書きましたので、まだでしたらお読みください。
本当にこの国が正しく発展してほしいですね。

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