2008.05.17

赤間宿界隈を散策してみました

赤間(宗像市)には参勤交代のために作られた唐津街道があり、赤間宿と呼ばれていました。街道沿いには今でも当時の家業をそのまま続けている商家もあり、なかなか興味深いところです。辺りの様子も交えて赤間宿を見てみたいと思います。

(1)唐津街道はJRの教育大前からすぐのところにあります。大学があるせいかこの辺りは住宅地になっていますが、少し離れると農家がたくさんあります。こうやって写真を撮ってみると、唐津街道は川の流れと同じ方向で作られてるのが判りますね。川の左手に唐津街道があるのですが、その昔、参勤交代のお殿様もかごの中からこの山を眺めたにちがいありません。

Dsc014421_3

(2)少し離れるとこんな風景が広がっています。

Pict07481

(3)

Pict00331

(3)さて唐津街道ですが、最も当時の様子を残しているのが造り酒屋の勝屋さんです。

Dsc012851

(2)寛政2年の創業だそうです! 

Dsc012731_edited1_2

(3)こちらは出光石油の創始者、出光佐三氏の生家。(1)で見た山が遠くに見えます。

Dsc016811

(4)店は閉じていますが屋号をちゃんと残していますね。

Dsc014151

(5)

Dsc0159612

(6)こういう町並みが街道の両側に続いています。

Dsc010571

(7)唐津街道の入り口に須賀神社があり、宗像三賢人の一人「節婦阿政」が祀られています。なぜお政さんが賢人なのか調べてみると……現代の尺度とはちょっとちがうような気もしますね~。

両親を早く亡くしたお政は、ある日家督を継いだ親代わりの兄夫婦から縁談を勧められます。相手は大庄屋の息子です。でも父の遺言でお政には本家筋に当たる許嫁(いいなづけ)がいたのです。彼はとても貧しいので、兄夫婦はお金持ちの庄屋の息子との縁談を強く勧めます。育ててくれた兄夫婦への義理もあり、かといって父の遺言も無視できず、お政さんは悩んだ挙句とうとう自害してしまいました。頼山陽の著書にもこのお政さんが出てくるそうですよ。う~ん、現代の尺度だとどうなんでしょうね?

Dsc009861_edited1_2

唐津街道から車で10分くらい行くと、正助ふるさと村というところがあるのですが、正助さんはとても親孝行だったそうです。きっと宗像の人は親孝行で礼節をわきまえた人が多かったのでしょうね!

唐津街道の町並みは「瑠璃色の光を探して」にも載せています。

2008.04.05

旧庄屋さん 谷邸

Pict01961_3   3月29日に宮地嶽神社を訪れた時に、地元の人からとても古い廃屋を教えていただきました。谷さんとおっしゃるお宅で昔は庄屋さんだったそうです。おそらく明治時代に建てられた家屋にちがいないということでした。

(2) 左が玄関

Pict000611

(3) 玄関の裏の部屋

Pict00601

(4) 昔の家はお手洗いが外にあったので、一番左がトイレではないかと思います。なぜか死語になりましたが、雪隠という言葉を思い出してしまいました(私の歳もバレバレですね)

Pict01441 

(5) 同じ敷地内にある納屋

Pict0148

(6) 家は廃墟になってもツツジはこうやって毎年花を咲かせているのでしょうね。

Pict01801_2

(7) 春ですね~。こんなお花も咲いていました。

Pict0188_edited12_2 

(8) スミレも春の代表格のお花

Pict0237_edited11 

2008.04.03

古きよき時代の建物 木造三階建ての旅館 大阪屋

宮地嶽神社の参道入り口にある木造三階建ての旅館です。屋号は「大阪屋」さん。120年の創業を誇る老舗です。木造三階建ての旅館は門司にも残されていますが、福津市にもありました。しかも未だに旅館として営業しているとのこと、すごいですね! 宮地嶽神社にくるとここでよく松ヶ枝餅を食べます。

Pict01501_edited1

(2) で、肝心の桜ですが、私が訪れた3月29日は本殿の桜はもう散っており、広い敷地に植えられた桜はまだ3分咲き程度でした。それでも家族連れがこうやって写真を撮っていました。

Pict06961

(3)

Pict04751

(4) これだけでは物足りないのでまたかと云われそうですが、メジロと桜の写真です。昨日アップできなかったのでこちらに。

Pict02161

(5)

Pict0122_edited22

 

2008.02.11

旧前田公爵邸 洋館

Pict00661  今日は旧前田公爵邸の洋館をご紹介します。この洋館は旧加賀百万石のお殿様(16代当主前田利為)が建てたもので1929年に完成しました。鉄筋コンクリート建てですが、スクラッチタイルで覆われているので一見レンガ造りのようにも見えます。英国の後期ゴシック様式を簡略化したチューダー様式の建物だそうです。

Pict008911   地上2階(一部3階)、地下1階で屋根は銅版葺きの建物です。嬉しいことに内部の写真撮影も許可されていますが、当時の家具は置かれていません。

(3) 車寄せの前は丸い植え込みがあり真正面からは撮れないので、植え込みの後ろから撮りました。もう少し雪が積もっていると情緒があるのですけどね。

Pict04731

(4)入ってすぐ右手は応接間。椅子は当時のものではなく私たち見物人のために置かれているのでしょう。写真の左手にはマントルピースがありました。

Pict00941_4

Pict020812jpg1_3   (5) この応接間は書斎と繋がっています。書斎の出窓も円形でしゃれいます。出窓の対面の壁には大きな作り付けの書棚がありました。

(6) 旧食堂ですが食堂は二部屋ありました。写真左が来客用、右が少し狭かったので家族用でしょうね。

Pict02351_2 Pict02541

(7) 入ってすぐ左手にある階段。写真の左が玄関です。

Pict01381

(8) 階段を上がったところ。窓は簡素なステンドグラスです。

Pict02431

(9) (10) 一階にある夫人の寝室(左)と寝室に隣接するサロン(右)。寝室には彫刻を施した大理石の鏡台が置いてありました。↓(14)が拡大した大理石の鏡台。

Pict03251 Pict02621

(11)、(12) 色々なインテリアのデコレーション

Pict02051 Pict02821

(13)、 (14)

Pict01681 Pict03221

(15) (16)

Pict035111 Pict039911

(17) 駒場公園から眺めた旧前田公爵邸。

Pict05141

2008.02.10

旧前田公爵邸 和館

Pict002012jpg1   東大駒場前は高級住宅地としても有名ですが、実はレトロ建築が息づいている街でもあります。駅に近い閑静な住宅地に旧前田公爵邸の洋館と和館が残されているのです。昨夜の雪がところどころに残るレトロ建築を訪ねてきました。まずは旧前田邸和館から。

↑は旧前田邸付近の邸宅。

Pict00171_2 前田邸の和館と洋館は隣接しています。ロンドン駐在武官でもあった前田公爵は外国人の接待やお茶会などのために和館を建てたそうです。書院造りの建物は一階だけが公開されており無料で見学できますが、奥の茶室と和室の使用は有料です。1930年に建てられました。

(3)

Pict00251

(4) 雪のお庭を撮りたいと思ったのですが、雪の撮影は難しいですね。新緑の頃か紅葉の時期のほうがよかったかもしれません。

Pict00401_2

(5)(6) 寒かったので急いで撮ったせいか微妙に水平が狂ってます。

Pict007011 Pict008111

 

(7)

Pict00641_2

(8) 玄関前に咲いていた梅。

Pict065711

(9) 和館は木立に囲まれて写真が撮りにくいのですが正面玄関を撮ってきました。(2008/02/11追加)

Pict00371

2007.12.02

九州大学 歴史遺産と秋のキャンパス(2)

Pict00911 九大の箱崎キャンパスは 海に近いせいか校内にはたくさんの松の木があります。九大の学章にもそれが反映されていて、放射状に松葉が配置されています。この学章は昭和25年から使用されているようです。旧帝国大学時代にはなかったのですね。

Pict03571 九大の歴史的な建物といえば、すぐに思い浮かべるのがこの赤レンガの建物です。正門も赤レンガでしたが、それとマッチした建物で、1925年(大正14年)に建てられました。窓枠も特徴がありますね。

大学本部事務局の第一庁舎です。

Pict03021_2 こちらはお隣に建っている第三庁舎。

やはりレンガ造りの建物はは風格があって落ち着いていますね。

Pict01361_2 レンガ造りと並んで目を引くのは大学保存図書館。コンクリート造りですが、昔の学舎は何かしら余裕みたいなものを感じさせてくれますね。同じく1925年(大正14年)に建てられました。

Pict01931_3 上の大学保存図書館の傍には樹木が並んでいます。

この季節はそれが色づいてとても綺麗でした。落ち葉の絨毯も夕陽を浴びて輝いています。

Pict00361_2 大学にはなぜか銀杏がよく似合います。何気ない風景ですが、美しい紅葉に思わずカメラを向けてしまいました。

工学部が移転してるので、こういう淋しい姿も見られました。落ち葉と相まってやはり切なさを感じます。

Pict03591 Pict05531

Pict00651 

こちらは1927年(昭和2年)に建てられた工学部応用化学教室。通りの前の紅葉が綺麗でした!

Pict02741 最後の建物は旧守衛所です。赤レンガの正門を入るとすぐ右手にあります。文字どおり九大を見つめ続けてきたのでしょうね。

九大の歴史的な建物に興味のある方はこちらをご覧ください。

2007.11.25

麻生家旧邸「大浦荘」 秋の一般公開(2)

Pict06611_2 炭鉱一族の麻生家別邸「大浦壮」 は建坪が約730㎡。お庭は相当広く、背景には樹木の生い茂る小高い森があります。そこから小鳥のさえずりが響いてきて自然豊かな邸宅です。

Pict02181今回公開されているのは1階の一部の部屋ですが、大浦荘の柱はすべて四方柾(しほうまさ)と呼ばれるものだそうです。これは四面に柾目があり1本の原木から1本の柱しか取れないものだとか。ドアも木をはめ込んで模様を細工してあります。

玄関を入ると右側に洋間があります。ここは応接間として使われていたもので、書院造りを基調とし、洋広間を配置するのは明治期の大邸宅にはよく見られるものだそうです。Pict01291 Pict011211

Pict01331_2

Pict02891

お庭の背景は小高い森になっていて、緑の樹木が生い茂り小鳥のさえずりが絶えることはありません。でも森の樹木はすべて自然にあったものではなく、後でつつじなど植栽されたそうです。

Pict00101_2

今回は紅葉の時期に合わせて一般公開されることになりましたが、お雛様の季節には麻生家ゆかりの雛人形が飾られて一般公開されるようです。お雛様も見たいですね!

お庭の森に入ることはできず、一部しか散策が許されませんでしたが、それでも蝶が2頭飛んでいました! トンボもいましたね。片隅には野草もいくつか咲いて、被写体には事欠きませんでした。

Pict03011

Pict043511_2

Pict03191_2

自然があふれ、邸宅の造りは私の年代にはどこか懐かしいものがありました。

2007.11.24

麻生家旧邸「大浦荘」 秋の一般公開(1)

Pict000311

23日から30日まで炭鉱一族、麻生家の旧邸「大浦荘」が一般公開されています。お雛様の季節には公開されていますが、秋は今年が初めてだとか。お天気にも恵まれたので早速訪ねてみました。

飯塚は元大臣麻生太郎氏のご出身地ですが、どうして「大浦荘」というのか不思議に思ってました。「大浦」というはこの場所の旧立岩村の小字名だそうです。

Pict02511

Pict001811

大正末期に建てられた大浦荘は和風入母屋造り。邸宅は他にもいくつかありますが、当時は宴会場やホテルがなかったのでここで炭鉱関係者の新年宴会や園遊会が催されていたそうです。公道からこの門に至るまでかなり長い私道ですが、鳥のさえずりを聞きながら歩きました。

Pict00601 三連休だったので大勢の人が見物に訪れてました。門から玄関の間にはテントが張られ、地元の方がお弁当やお茶を売っていました。椅子がおかれてここでお弁当を食べたり、休憩したりできました。

Pict06521

飯塚は観光に力を入れていますね! 

すばらしいです。飯塚にはこの大浦荘の他にも旧伊藤伝衛門邸、嘉穂劇場など歴史的な建物があるので、ボランティアの方が駐車のお世話をしたり、質問に応えたり大活躍です。

Pict00971

大浦荘の廊下は畳敷きです!

宴会が行われる時は廊下も会場の一部になるのだそうです。随分大勢の人がみえたのでしょうね。

Pict01411

お座敷には掘りごたつ風の座卓が置かれていました。後から造られたのでしょうかね。ここから広いお庭が見渡せます。

↓お人形さんではなくて観光客です。ちょっと座ってお客さんになった気分を味わってるのでしょうかね。

Pict01591洋間もしゃれていましたね。長くなるので次回にご紹介します。

九大の歴史遺産は学章を撮りに行ってアップます。昨日は皇帝ダリアを撮りに宮地嶽神社へ行ったのですが、西鉄電車が廃止されたせいか、今年は皇帝ダリアは植えてませんでした。つなぎにお花をアップしたかったのに……。

2007.11.22

九州大学 歴史遺産と秋のキャンパス(1)

Pict07481 名実共に九州で最高学府の九州大学を訪ねてみました。東区箱崎にあるキャンパは2005年から2019年までの間に西区の里山に造った伊都キャンパスに移転が決まり、すでにいくつかの建物は閉鎖されています。

今回箱崎キャンパスを訪ねたのは、歴史遺産の建物を撮りたかったからです。

Pict05391_2 まずは正門から。九大の歴史を眺めて続けた正門は1911年に建てられました。キャンパスの廻りも同じようなレンガの柱が建っています。なかなか落ち着いた雰囲気でいいですね。かつては路面電車も走っていましたから、風情があったでしょうね!

Pict01851 正門を入ると右手正面に3階建ての工学部本館が見えてきます。工学部はすでに伊都キャンパスへ移転していますが、本館は1930年に建てられました。

こうやって見ると何やらリゾート地のホテル?って感じがしないでもありません。

Pict00111

さて今回の目的&楽しみの一つは歴史的な学舎に秋の風情を探すこと。

でも工学部本館前では、この日ちょうど植木の選定作業が行われていて、銀杏の大きな枝がばっさりと切り落とされていました。数日前ならもっと黄色の葉が画面を飾ったのになーとちょっと残念ではありました。

Pict02361  本館には銀杏の黄色のほうがぴったりかもしれませんが、夕陽に染まった赤い葉っぱのコラボもけっこう情緒がありました。

秋ならではの風景で、時間を忘れてしまいました。

Pict00861

工学部は伊都キャンパスに移転してることもあって閑散としていましたが、今回の撮影で新しい発見がありました!

私はもしかしたら廃棄系かも?

閉鎖され朽ち果てたような雰囲気に写欲がかき立てられました!!

Pict01181  何しろ工学部ですから、あちこちにパイプやら得体の知れない物が置いてあって古びた感じで、わびしい雰囲気なんです。

Pict005811

私はタモリや鉄矢系だと思ってましたが、本当は暗い女なのかも……。

う~ん、でも画像は明るいな~。

Pict04601  キャンパスには色んな被写体が転がっていましたが、廃棄系と並んで心が躍ったのは落ち葉でした。

Pict03011

市の公園にも銀杏の木たくさんありますが、落ち葉はすぐに清掃員によってきれいにされてしまいます。

それに比べると、ここはいいですね! ただ建物から銀杏の木までの幅が狭く、黄色い絨毯とまではいかないのがちょっと残念ではありましたが……。

左手には車がずらっと並んでいました。昨今は自家用車での通学も珍しくないのでしょうね。

Pict03191

とにかく廃棄系と銀杏の撮影で満足、満足の一日でした。(つづく)

2007.10.04

休日の銀座 

銀座の街撮りをしたいと思いつつ、あまりの暑さに息切れして街撮りを休んでいました。数枚だけ撮っていたので、続きをと思い出かけてみると街はもうすっかり秋の装い。未完の想い出として盛夏の銀ブラをアップします。今回はソニービル前から日比谷公園へ時間限定で廻りました。はじめて銀座から日比谷公園までブラついたのですが、和光の辺りとちょっと様子が違いますね。休日だったこともあり、車も少なくてこれが銀座?って感じでした。こういうのも銀座の一面だとちょっと驚きました。カメラはGR-Digitalです。

①銀座の街をトビ職のおにいさんが彼女と歩いていました。このいでたち、れっきとした日本の伝統衣装ですよね。もう少し引いてお兄さんの全身を撮りたかったのですが、ご存知のようにGR-Dは単焦点。後ろはショーウィンドーでだめした。

_10629091

②ソニービル前のカメラ屋さん。銀座にはカメラ屋さんが多くて驚きました。カメラが舶来品で貴重だった頃の名残りなんですね。

_1062805121

③最近、こういう光景をよく目にしますが銀座も同じなんですね。

_10628771

④不二家の騒動も落ち着きましたが、ぺこちゃんも心配だったことでしょう。

_10628031

⑤昔は銀座というとおしゃれをしていく所だったんじゃないでしょうかね? 休日だからでしょうか、最近はチャリンコに乗って半パン姿も見かけます。いかにも休日って感じがします。

_10629311

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

Lapislazuli内の検索

**


  • copyright(c) LAPISLAZULI  2004 All rights reserved

aa